魔術の伝承と知識-About Witchcraft-

白魔術の儀式

術者の望みをすべて叶えてくれる魔術は、確かに存在します。しかしそれは正しいルールに則ってこそであることを知りましょう。

白魔術イメージ

◆白魔術の儀式準備

白魔術は願者の願望と欲望を聞き入れ、最適な聖霊や天使、神を召喚魔術によって呼び出し、契約を結ぶ事によって成就させます。召喚すべき聖霊が決まったら紋印を用意しますが、紋印には聖霊ごとに使用する金属が指定され正確に刻印しなければならず、熟練した白魔術師は呪術で召喚する複数の紋印を所持しています。
身を清めることは勿論ですが、呪術で使用するローソク・魔剣・ペンタグラム・お香・香炉・法衣を清める聖水と聖杯を用意し、ソロモン王の魔法円と魔法三角を描きます。これは黒魔術と同じ準備になりますが、召喚魔術に必要な事であり白魔術も同じ準備を行ないます。また、聖霊を召喚するには決められた方位と日時があり、事前に把握すると共に正確な位置を確定する必要があり、方位や時間を間違えて誤った呪文を唱えると、希望する聖霊以外の魔物が出現し非常に危険です。
白魔術には縁起を担ぐ呪術もあり、魔法円を作らずに祭壇で儀式を行なう事ができ、呪術者の念をもって聖霊に願をかける魔術です。準備する道具は、祭壇・お香・香炉・ローソク・ペンタグラム・ペン・護符・聖水・聖杯などがあり、魔法円や魔法三角を描く必要はなく、白魔術師の念が強ければ強いほど願者に幸運をもたらしてくれます。

◆白魔術の儀式

白魔術の儀式は、召喚する聖霊を呼び出す日時にあわせ呪術を行ないますが、殆どの場合深夜から明け方に指定されています。また、満月や大潮を指定する聖霊もおり事前に確認しておくことが重要です。次に召喚者は東西南北を正確に測り四方にローソクを立てて火を点しますが、ローソクの色にも召喚する聖霊の指定があります。全ての準備が整ったら魔法円の中央に鎮座して紋印を置き、お香を炊き込め周囲を聖水で清めてから呪文を唱え儀式をはじめます。
願者に最適な聖霊を召喚すると神々しい姿になって現れ、何故呼び出したのか、誰のどんな願望や欲望なのかを聞いてきます。しかし、願いが不純で汚れていたり、利己的で倫理性が無く我がままであれば、何も告げず姿を消してしまう事もあり、召喚者は聖霊に真実を語り、願者が幸福になる必然性を訴え願いを叶えるように命じます。
聖霊が召喚者の願いを聞き入れると契約を要求してきますが、何も要求せず願いを叶えてくれる聖霊もおり、たとえ契約を交わしても願者や召喚者に災いや危害を加えるような内容ではありません。召喚した聖霊を再び天界にもどし、周囲を清めてから召喚魔術を終了します。 白魔術は黒魔術と同じ召喚魔術ですが特例を除き悪魔を呼び出すことは無く、妖精や聖霊、天使、神を召喚し、正と善を対象にした呪術であり、願者と呪術者双方に災いをもたらす事は一切ありません。

◆白魔術の儀式と注意

白魔術は祭壇を使用した「おなじない」の願掛け呪術や召喚魔術に細心の注意を払う必要があり、知識と経験の無い者が安易に呪術すると取り返しの付かない災いが降り掛かってきます。最近は占いやおまじないブームで、自宅用の白魔術グッズまたセットが販売され人気を集めていますが、儀式のメリットとデメリット良く理解し、安易な呪術を執り行わないようにしましょう。
願者が儀式を途中で寸断し聖霊の怒りをかってしまうと、運気を上げるどころか最悪な人生へと転落します。また、意味も判らず安易に呪文を唱えると天使ではなく堕天使が現れる事もあり、天使から恐ろしい悪魔に姿をかえた驚きと恐怖で逃げ出せば、精気と魂を抜き取られ最悪の状況に陥り危険です。
白魔術の「おまじない」は、呪術者に災いをもたらさない聖霊に念じる魔術ですが、間違った儀式や呪文は悪魔を呼び出します。 さらに、召喚魔術は少しくらいの知識があっても絶対に行なうべきではありません。魔法円を描いただけで妖精・聖霊・天使・聖者・神のほかに、堕天使や悪魔も出現します。白魔術は願者の願望と欲望を叶える魔術ですが、優れた呪術者の助言を元に行なうか白魔術師に依頼する事を強くお勧めします。

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